君島亜矢子
Ayako Kimishima
mamanalino代表
オンライン伴走型母親教室 主宰
心の子育てコンサルタント
三男三女(6児)の母
1974年生
横浜市在住
家族:夫 実子6人 娘婿
上下13歳差の三男三女をもつ母として、多様な年齢層の我が子たちを現在進行形で育てています。
長女は結婚したため、一人分の子育ては完了しました。
子どもたちは、それぞれ性格も、好みや苦手も、必要なことも、人生のステージも様々。
親として悩んだり、喜んだり、反省したりしながら、子ども達それぞれの適性と将来を見据えながら、子どもへの理解と対応力の磨き上げに日々奮闘しています。
これまでの半生と、そこでの学び
幼い頃から物語が好きで、登場人物の気持ちと自分の心とを照らし合わせながら読んでいました。
また、物事への関心から不思議を感じやすく、「なんで?」が口癖でした。
生育環境による人格形成の要因としては、私が3歳の頃に母が聖書を学び始め、それを基本とした教育を受けて育ったことが大きいです。その環境ゆえ多様な世代間交流が多く、人との心の交流は楽しいことを味わい、年齢性別に関係なく人は悩むことを知りました。
「人」のことは表面を見ただけでは分からないことを深く理解し、「心」の重要性を強く意識するようになりました。
宇宙が外向きに果てしなく広がっているように、心もまるで宇宙のように内側へ果てしなく広がっていくと捉えていました。
その内側の宇宙である心の中で、自分の真意とは?願いとは?欲望とは?と問い、葛藤の内に自分自身を正直に探り、沈思黙考し、「心」の複雑さや面白さ、不安定さと普遍性を見い出しました。
同時に、それは自分だけではなく他人も同様であることに気付きました。
それゆえ思考の大切さ、深い対話やコミュニケーションの大切さ、人と伝え合い聴き合い理解し合うことの価値と喜びに重きを置くようになりました。
20歳前後には、幼い頃からの信仰において挫折と苦悩を味わいました。
その後、挫折からは泥水をすするように再起しましたが、再起後に改めて信条の精査を行ったことで矛盾点に気付き、葛藤の中で目を背けられなくなり、40歳で断腸の思いで離脱という人生最大の軌道修正をしました。
それ以降は、宇宙における計り知れない力に畏敬の念を抱きつつも、特定の信仰とは無縁にしています。
人の脳内には、同じ時代、同じ国、同じ地域、同じ属性であっても、それぞれにインストールされた異なる地図があります。しかし、それに強い違和感を感じた場合、それを書き換えることは(簡単ではなく気概が要りますが)可能であることを実感しました。
これらすべての出来事は、人の心情を観察し考察する力、共感力、内省力、決断力、誠実さ、愛、
何があっても立ち上がるレジリエンス(精神的回復力)を養う良い機会となりました。
20歳前後で発症した甲状腺機能障害の持病からは、積極的な諦め、気負わず、比べず、朗らかにマイペースでいることの有用性を学びました。
お陰で、不調であっても悲観することなく、私オリジナルの人生を歩んでいるという自負のもと、発病以来、心の安定を保ち続けています。
これまでを振り返ると、私の半生航路は、好んでか否か、悠々自適な豪華客船のようなものではなく、筏で激流をくだるラフティングのようなものでした。
しかし不思議なもので、実感としては地味ながら楽しく穏やかで心地よく、楽しいものでした。
こう感じられているのは、鈍感な強さ、深い自己理解、柔軟な思考、忌憚のない対話、自己責任の覚悟、そして何より信頼できる家族関係を築けたことのお陰だと確信しています。
これら緩急清濁様々な経験で誰かの役に立てるなら本望です。